The PROLOGUE KARAKURI
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PLAYLIST

KARAKURIの楽曲を再生しています。

CREATIVE POLICY

KARAKURIの創作方針

HUMAN-LED, AI-EXPANDED.

世界観を核に、音楽を主軸に、表現の可能性を広げる。

KARAKURIの出発点にあるのは、AI時代の人間性と、クリエイティブの在り方についての問いです。自分たちの経験や違和感、考え続けてきたことから世界観を育て、その世界を音楽・MV・小説・ライブで表現しています。

私たちは、音楽を主軸に活動するエンジニアリング・バンドです。映像制作や技術開発にも取り組み、これまで培った技術や経験にAIを掛け合わせることで、表現できる幅と深さを広げています。何を表現し、何を採用し、何を届けるか。その判断と、作品を公開する責任は、私たちが担います。

Band × Story × Visual × Technology × Live × R&D

EXPERIENCE / QUESTION
WORLDVIEW表現全体の核
MUSICVISUALSTORYLIVETECHNOLOGYR&D

01 / ORIGIN

出発点にある問いと世界観

AI時代に、人間は何を大切にし、どう生き、どう創るのか。

AIを日々使い、作品を作る中で、私たちはこの問いに向き合っています。できることが増える喜びがある一方で、整った提案を受け取るだけでは、自分たちが本当に表現したかったことに届かない場面もあります。何を任せ、何を自分で考え、どこで選び直すのか。制作の中で生まれるその実感も、作品で考えたいことにつながっています。

私たちにとっての世界観は、舞台や登場人物の設定だけを指すものではありません。何に違和感を覚え、何を面白いと感じ、どんな選択を大切にするのか。そうしたものの見方や価値観を、人物や物語、音や情景として育てたものです。KARAKURIの表現全体を貫く核は、ここにあります。

02 / CROSS-MEDIA

ひとつの世界を、いくつもの表現へ

バンドとして活動する私たちにとって、音楽は表現の主軸であり、この世界と出会ってもらう大切な入口です。声や演奏、音の重なりによって、言葉だけでは届かない感情や熱を伝えたい。そのうえで、音楽だけでは描ききれない情景や動きを映像にし、人物の内面や選択を小説で掘り下げています。

音楽に映像や設定を付け足すだけでなく、それぞれの媒体で表現を掘り下げ、そこで得た発見を他の作品にも持ち帰る。そうした往復を通じて、同じ世界を育てていきます。ライブでも、声と演奏、映像と空間が重なる体験として、その世界を届けたいと考えています。

一曲として聴いて気持ちが動く。一本のMVとして引き込まれる。一編の小説として続きを読みたくなる。それぞれが作品として楽しめ、つながりをたどると別の意味や感情が見えてくることを目指しています。

03 / AI & CREATION

なぜ、AIを使うのか

私たちは、生成AIを使う以前から、楽曲の制作・演奏だけでなく、映像作品やVJ映像も自分たちで作ってきました。TouchDesignerによる映像表現や、自分たちで撮影した実写映像の編集など、音楽と映像の両方で技術と経験を積み重ねてきました。その蓄積が、今の制作と判断の土台になっています。

ただ、限られた人数と時間では、楽曲を月に一曲仕上げるだけでも大きな制作負荷がありました。音楽と映像の両方を磨き、さらに物語までつなげて継続的に届けるには、取り組める範囲に限界がありました。

今は、そこで培った技術や経験にAIを掛け合わせることで、楽曲とMVに加え、導入映像、小説、解説コンテンツを、一つの世界として作り込んでいます。制作の速さだけでなく、音や映像の品質、表現の広がりも高められる手応えがあります。以前なら構想で終わっていたことを、実際に作り、確かめられる範囲が広がっています。

AIによる効率化は、そのための大切な手段です。減らせる作業は減らし、生まれた余力を、音を磨くこと、映像を見直すこと、物語をつなぐことへ使う。私たちがAIで広げたいのは、作れるものの数だけでなく、描きたい世界を届けるための表現の幅と深さです。

04 / DIRECTION

Efficiency → Expansion

EFFICIENCY減らせる作業を減らす
EXPANSION生まれた余力を、音・映像・物語・世界観へ再投資する

Speed ↑ / Quality ↑ / Scope ↑ / Worldbuilding ↑

05 / ITERATION

作ってから、核を再発見する

Prototype to Rediscover the Core

作品には、最初から伝えたいテーマや物語の核があります。ただ、それを言葉で説明できることと、作品として伝わることは同じではありません。実際に形にしてみると、筋は通っていても、自分たちが面白いと思えないことがあります。

あるMVの制作でも、そこに何度もぶつかりました。見せ方を考え直す中で戻ってきたのは、違和感に気づき、考え、試し、失敗してもまた手を動かす感覚でした。少し良くなったことがうれしくて、気づけば夢中になっている。その実感から、最初に置いたテーマを捉え直しています。

私たちは、AIの提案も、最初の自分たちの案も、完成した正解として扱いません。AIとの対話や試作から別の見方を得て、自分たちの考えが変わることもあります。意図に合うものは活かし、違うと感じたら何が足りないのかを考える。核を理解し直し、必要なら構成や表現を壊して作り直します。

この往復で深まるのは、個々の作品だけではありません。その作品で見つめ直した問いや感覚は、世界観の理解を深め、次の表現にもつながっていきます。作り直すこと自体を目的にせず、届けたかったものに近づいたかを確かめながら、作品として仕上げます。

CORE / QUESTION
PROTOTYPE
JUDGMENT「これは違う」
REDISCOVER
REBUILD
WORLDVIEW / NEXT WORK

06 / PRINCIPLES

私たちが大切にする六つの視点

Experience|経験

実際に生き、見て、聴いて、心が動いた経験を起点にする。

Question|問い

何を本当に問いたいのか、なぜこの作品を作るのかを持つ。

Judgment|判断

「できた」で終わらず、何が伝わり、何が違うのかを見極める。

Iteration|反復

作ってから核を再発見し、必要なら壊して作り直す。

Worldview|世界観

問いや価値観から世界を育て、表現全体を貫く核にする。

Expansion|拡張

蓄積した技術や経験にAIを掛け合わせ、表現の幅と深さを広げる。

07 / SYSTEM

世界をつなぐ、制作の仕組み

同じ世界を複数の作品で表現するには、人物や空間の設定、作品どうしのつながりを保つ必要があります。過去の制作で何を選び、何を直したのかという記録も、次の制作で使えるように整理しています。AIへ必要な情報を渡し、設定や意図が途中でずれないように確認する仕組みも、その一部です。

制作支援や映像制御など、必要な道具を自分たちで開発することも活動に含まれます。音楽・映像制作の経験とエンジニアリングを組み合わせ、実際の制作で試し、役に立ったものを残していく。こうした研究開発を、世界観を表現するための力に変えています。

仕組みが動くだけでは、作品として十分かどうかは分かりません。それによって表現の選択肢が増えたか、音や映像、伝わり方がどう変わったかまで確かめます。技術の新しさだけを見せるのでなく、作品の中で何に役立ったかを伝えていきます。

08 / RESPONSIBILITY

AI利用と、作品を届ける責任

KARAKURIは生成AIを使うことを隠しません。楽曲の原型デモや構成・編曲の検討、映像素材の生成、文章の構成・推敲、制作支援の仕組みづくりなどに活用しています。AIは相談相手であるとともに、候補や素材を生み出し、制作を進めるための手段でもあります。

作品ごとのクレジットや制作説明では、AIが担った工程と、人間が行った演奏・歌唱・撮影・編集・判断を分けて伝える方針です。生成素材を実演や実写の記録と誤認させる説明は避け、人間の関与もAIの役割も、実態以上に大きく、あるいは小さく見せません。

使用する素材やサービスの利用条件、必要な権利・同意、公開先が求める表示を確認することを、制作と公開の方針に含めます。問題の指摘を受けた場合は、内容を確認し、必要な訂正や対応を行います。世界観や表現の価値を追求することは、こうした確認を省略する理由にはしません。

制作過程は、受け手が判断するために必要な範囲で伝えます。他者の個人情報や契約内容、未公開作品、内部の制作資産まで一律に公開するという意味ではありません。伝えることと守ることの両方を考えながら、作品を届けます。

09 / ENTRY POINT

どこから、この世界に触れてもいい

好きな一曲からでも、一本のMVからでも、小説からでも。どこに最初の接点があっても、そこからKARAKURIの世界を楽しんでもらいたいと考えています。さらに興味を持った人には、他の作品や制作記録へ進める入口を用意していきます。

すべての作品を追うことも、私たちと同じ考えになることも、楽しむための条件ではありません。AIを使う制作と使わない制作のどちらにも、それぞれの選択や価値観があります。この方針は、他の作り方に優劣をつけるためではなく、KARAKURIが何を目指し、どう作っているかを伝えるためのものです。

AIとともに、これまでの自分たちでは届かなかった表現へ。問いを持ち、作り、選び直しながら、私たちの世界を育てていきます。

10 / FAQ

よくある質問

音楽は、KARAKURIの中でどのような位置づけですか?

音楽は活動の主軸であり、世界観を表現する大切な手段です。音楽に物語や映像を付け足すという関係だけでなく、共通する問いや世界観を、それぞれの媒体で表現しています。一曲としての魅力と、他の作品へつながる深まりの両方を大切にします。

「Human-led, AI-expanded」とは、どういう意味ですか?

人間が目的と判断を担い、AIとともに表現の可能性を広げる、という私たちの制作姿勢です。AIは対話だけでなく、候補や素材の生成、編集、実装にも使います。「すべて人間の手作業」「すべて本人の実演」を意味する言葉ではありません。

音楽にも生成AIを使っているのですか?

はい。原型となるデモや構成・編曲の検討などに使っています。そこから人間側でアレンジし、演奏・歌唱・録音・編集を含む制作へつなげています。どの素材を使い、誰が何を担当したかは、作品ごとのクレジットや制作説明で伝える方針です。具体的な制作工程やAIの使用範囲は、作品によって異なります。

著作権などの権利は、どう考えていますか?

サービスが認める利用範囲、使用素材や実在人物に関する権利・同意、人間の創作部分に関する権利は、それぞれ分けて確認します。「人間主導」という方針だけで、すべての権利関係が解決するとは考えていません。具体的な作品・用途に応じて確認し、判断が難しい点は必要に応じて専門家へ相談します。

AI時代の人間性を問うのに、制作ではAIを使うのですか?

はい。私たちが考えたいのは、技術の有無だけでなく、何を任せ、何を自分で選び、どう表現していくのかということです。AIを使って制作する体験そのものからも、作品につながる発見や問いが生まれています。作品世界を描くことと、自分たちの作り方を考えることを、行き来しながら活動しています。